日本語の試験画面と英語表示のボタンが映るパソコンの前で、振り返ってほほえむ受験者

PMP試験は日本語で受けられます——英語は1問ずつ確かめられます

野村(Nick)です。

PMPはアメリカのPMIが運営している資格なので、試験も英語なのではないかと心配して、受験をためらっている方の話をよく聞きます。結論から言うと、PMP試験は日本語で受けることができ、英語が得意でなくても受験そのものに困ることはありません。

問題は日本語で表示される

PMIの認定ハンドブック(2026年6月改訂版)によると、PMIの試験はすべて英語で用意されていて、そのうちいくつかの試験は最大15の言語に翻訳されており、PMPはその中に日本語を含んでいます。日本語を選んで受験すると、問題と選択肢は日本語で表示され、試験の前後の画面も日本語になります。

以前は「英語と日本語が並んで表示される」と説明されることが多かったのですが、いまのハンドブックには、そのような説明はありません。その代わりに、問題ごとに英語を表示するボタンが用意されていて、日本語の言い回しがわかりにくい問題だけ、英語の原文を開いて確かめることができます。

英語のボタンは、迷ったときの道具として

翻訳は、どうしても原文の意味を一つに決めきれないところがあります。日本語で読んで、選択肢のどれもが正しく見えたり、どれもが少しずつずれて見えたりしたときは、英語のボタンを押して原文を読んでみてください。英語の単語ひとつで、問われていることがはっきりする場合があります。ただ、すべての問題で英語を確かめていると時間が足りなくなるので、迷った問題に絞って使うのがよいと思います。試験は180問で、時間は240分です。

言語は、予約するときに決める

言語は試験の予約に結びついていて、一度予約した試験の言語をあとから変えることはできません。英語で予約してしまったあとで日本語に変えたい場合は、予約を取り消してからPMIに連絡する必要があり、試験日が近いと取り消しの手数料がかかることもあります。予約するときに、日本語が選ばれているかを必ず確かめてください。

日本語での受験は、テストセンターでも、自宅などからのオンライン受験でもできます。日本からオンラインで日本語の試験を受ける場合は、試験の監督をATA社が担当すると、ハンドブックに書かれています。

日本語で受けるからこそ

PMBOKガイドの日本語版と英語版をつき合わせると、訳語の選び方ひとつで意味が少し変わって見えることがあり、私はその違いを別の記事に書きました。日本語で受けることに何の問題もありませんが、勉強のときから、大事な用語は英語でも何と言うのかを一緒に覚えておくと、試験の最中に英語のボタンを押したときにも慌てずにすみます。


参考資料

PMP、PMBOKは、Project Management Institute, Inc.(PMI)の登録商標です。

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