野村(Nick)です。
PMPを目指そうと決めたとき、多くの人が最初に調べるのは「どれくらい勉強すればいいのか」や「受験料はいくらか」で、「何回まで受けられるのか」を最初に確かめる人はあまりいないと思います。けれども、PMP試験には受けられる回数に上限があり、それを知っているかどうかで、受験までの計画の立て方が少し変わってきます。
申請が通ってから1年のあいだに、3回まで
PMPを受験するには、試験日を予約するより先に、PMIへ受験資格の申請を出して承認を受ける必要があります。承認されると1年間の受験資格期間が与えられ、その1年のうちであれば、最初の受験で合格できなかったとしても、あと2回、合計で3回まで受験することができます。これは、PMIの認定ハンドブック(2026年6月改訂版)に定められているルールです。
2回目と3回目の受験には、そのたびに受験料がかかります。金額はPMIの会員かどうかによって変わるので、詳しくは受験料の記事を見てください。
3回とも合格できなかった場合
1年のうちに3回受けても合格できなかった場合は、最後に受験した日から1年が経つまで、PMPの申請をやり直すことができません。ただし、その1年のあいだも、CAPMなどほかのPMI資格には申請できることが、ハンドブックに明記されています。PMPを諦めてほかの資格に切り替えましょう、という意味ではありませんが、待つあいだにも学び続ける道は残されている、ということは知っておいてよいと思います。
落ちたときに、まずやること
私自身、2003年に一度PMP試験に落ちています(前の記事に書きました)。弊社にも「落ちてしまって、どうしたらよいかわからない」という相談が何度も寄せられていて、受験料のことを考えるとすぐに再受験とは言い出しにくい、その気持ちはよくわかります。
そのうえで、基本的には、すぐに再受験を申し込むことをおすすめします。私の場合は、落ちてから20日以内くらいに再受験して、合格しました。合格と不合格を分けているのは、実のところほんの20問程度だと私は考えていて、その理由は別の記事に書きました。
再受験までのあいだには、まず結果票に表示される領域ごとの診断を確かめてください。点数は表示されませんが、どの領域が目標に届かなかったのかはわかります。ただ、弱かった領域だけをやり直すのはおすすめしません。長く受講者の結果を見てきて、私は、どこか一つを捨てるよりも、全体をまんべんなく学んだ人のほうが合格しやすいと感じています。全体をもう一度通しながら、弱かった領域に厚く時間をかけるようにしてください。
3回という回数は、多いようでいて、実際にはそれほど余裕のあるものではありません。最初の1回で合格するつもりで準備をすることが、時間の面でも費用の面でも、結局はいちばん負担の少ない進め方です。
練習には、無料で公開している300問を使ってください。落ちたあとの向き合い方も含めて、毎週月曜15:00からの無料説明会でお話ししています。
参考資料
PMP、CAPMは、Project Management Institute, Inc.(PMI)の登録商標です。
PMP・CAPM の試験対策コース
無料の練習問題(PMP 300問・CAPM 200問・ケース演習 8ケース)と、自己学習・チーム学習・個別学習の3形態の PMP 試験対策コースを用意しています。
コース一覧を見る
