分かれ道の標識の前に立つ、学生らしい女性と書類を持ったビジネスパーソン

PMPとCAPM、どちらを受けるべきですか——実務経験があれば、PMPへ

野村(Nick)です。

PMIの資格を調べ始めると、PMPのほかにCAPMという資格があることに気づき、どちらを先に受ければいいのかと迷う方がいます。答えは、多くの場合、実務経験があるかどうかで決まります。

いちばん大きな違いは、実務経験

Certified Associate in Project Management(プロジェクトマネジメントのアソシエイト資格:CAPM)は、実務経験がなくても受験できる資格です。高校卒業以上で18歳以上であれば、プロジェクトマネジメントの教育を23時間受けて受験できます。

PMPのほうは、プロジェクトを率いた実務経験が必要で、大学を卒業している人なら直近10年のうちに3年以上、高校卒業の人なら5年以上が求められ、そのうえで35時間の研修を受けている必要があります。

CAPMPMP
実務経験不要大卒で3年以上、高卒で5年以上
教育・研修23時間35時間
試験150問・180分180問・240分
更新3年ごとに15PDU3年ごとに60PDU

どちらから受けるか

すでにプロジェクトを率いた経験が受験資格の年数に届いているなら、CAPMを経由せず、まっすぐPMPを目指してよいと私は考えています。プロジェクトマネジャーとして評価されるのはPMPのほうで、CAPMを取ってからPMPを受けると、そのぶん受験料も時間も余分にかかるからです。

一方で、学生の方や、社会人になって間もなく実務経験が足りない方には、CAPMを勧めています。若いうちに体系を学んでおくと、その後の仕事のなかで、学んだことを使う機会がそれだけ多くなるからです(PMPは何歳で取るべきかにも書きました)。また、有効なCAPMを持っていれば、あとでPMPを受けるときに35時間の研修が免除されるので、CAPMで学んだことは、PMPへの準備としてもそのまま生きます。


参考資料

PMP、CAPMは、Project Management Institute, Inc.(PMI)の登録商標です。

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