野村(Nick)です。
説明会でよく聞かれる質問に、「PMPに合格するには、何時間くらい勉強すればいいですか」「何か月くらいかかりますか」というものがあります。目安になる数字が欲しいという気持ちはよくわかるのですが、私はいつも「人それぞれです」と答えています。
「大体何時間」とは答えにくい
そもそも、PMPを目指す人は、たいてい忙しい人です。仕事でプロジェクトを任されているからこそ受験資格があるわけで、勉強に使える時間は人によってまったく違います。業界も、専門性も、ばらばらです。本当にいろいろな人が受験するので、それをまとめて「大体〇〇時間」と言うことはできません。実際に、受講を始めてから2か月で合格する人もいれば、2年かけて合格する人もいます。
PMIも、合格に必要な勉強時間は示していません。受験資格として決まっているのは、プロジェクトマネジメントの研修を35時間受けることだけです。
時間ではなく、仕上がりで測る
私が目安にしているのは、PMIの公式の練習問題サービスであるStudy Hallの模擬試験で、7割前後を安定して取れるかどうかです。これはPMIが示している合格ラインではなく、長く受講者の結果を見てきた私の目安ですが、ここまで来ていれば、かなり仕上がっていると考えてよいと思います。
そこに届くまでの進め方は、シンプルです。新しい問題を一度に20〜30問ほど解き、間違えた問題と、勘で当たった問題について、なぜその選択肢が正しいのかを、PMBOKガイドなどの資料に戻って確かめる。この循環を丁寧に回すことのほうが、問題の数や勉強した時間を積み上げることよりも、ずっと大切です(詳しくは合格までの道のりに書きました)。
忙しいなら、なるべく早めに
一つだけ、どなたにもお伝えしているのは、「忙しいなら、なるべく早めに」ということです。私はこれまで、多くの人が受験を先延ばしにするのを見てきました。仕事が落ち着いたら、時間ができたら、と考えているうちに、次の忙しい時期がやってきます。忙しさがなくなるのを待つよりも、忙しいなかで少しずつでも始めてしまうほうが、結果として早く合格にたどり着くと、私は考えています。
参考資料
PMP、PMBOKは、Project Management Institute, Inc.(PMI)の登録商標です。
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