野村です。先週金曜日、PMI-ACPに合格しました。守秘義務の関係で内容については紹介できませんが、可能な範囲で説明します。

最近PMPを取得した人は即受験すべき

ACPはPMPの上位資格と言われています。しかし、受験する側からの目線だと、「難易度はPMPレベル」です。そして範囲は「PMPの半分」です。未来予測型は出題されず、状況適応型100%です。PMPと比べると思考プロセスを簡略化できます。

PMI-ACPは、PMP同様、特定の業界に、依存しません。ソフトウエア業界を感じるキーワードは若干出てきますが、惑わされなければ、大丈夫でしょう。非ITな方も、是非、挑戦してみてください。

PMP試験との違い

私自身、PMPになってから19年なので今の試験は受験していませんが、伝え聞く話からの分析です。PMPと比べると、ACPは、登場人物が多いです。問題に登場する「XXXXとして」の、XXXXのバリエーションが豊富です。「アジャイル実務者」みたいな言葉も登場します。スクラムの経験がある人には、有利でしょう。「スクラムマスターの役割」など、スクラムを基本とした役割を頭の中に入れておきましょう。

どんな準備が必要か?

2022年に入ってからPMPを取得した人は、殆ど準備せずに、試験に向かっても合格する気がします。逆に、2020年までにPMPを取得された方は、それなりに準備が必要です。以下、2020年までにPMPを取得した人向けに書きます。

受験には、アジャイル関連の実務経験がそもそも必要ですが、今どき多くの仕事が、状況適応型とのハイブリッドですので、アジャイルと言おうと思えば言えると思います。その上で、改めて、学び直す必要はあるでしょう。

日本では、PMI−ACPの試験対策本が出ています。鈴木さんのパーフェクトマスターです。

とはいえ、この本に紹介されている細かな用語を問われる問題は出ません。但し、知ってて当たり前という感じで出題されますので、一通りは勉強すべきでしょう。もう一冊紹介します。

こちらは英語ではありますが、オリジナルな解説が良いと思います。また、あまり細かくなく、ざっくりとアジャイル(状況適用型)プロジェクトについて学ぶには良いでしょう。

いずれにせよ、この2冊くらいしか、本は、ありません。あとは、Projectmanagement.comに、優秀な教材もありますので、そちらも試してみて下さい。ブラウザの翻訳やDeepLが優秀なので、英語のリソースが楽に使えるようになりましたね。

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