こんにちは。野村です。そろそろ、今までと違ったことに挑戦したいと思います。その第一歩として、イベントを開催します。このイベントは、弊社が主催する、受講生向けの勉強会、羽鳥会の、少々オープンなイベント、という位置付けです。受講生の方で、参加を希望される方は、本ページ一番下のフォームから、野村宛にご連絡ください。

来週になりますが、7月22日、29日、19時〜22時で、「PMBOK®ガイド第七版」を、「ダイアローグにより自ら学ぶ・やってみる」というイベントを開催します。参加費用は無料です。PDUは稼げると思います。

これまでPMPを目指した方の多くは、PMBOKガイド96〜第六版をベースに、プロジェクトマネジメントを学んだのではないか、と、思います。しかし、世の中は大きく変わり、プロジェクトマネジメントの在り方も、大きく変わりました。その結果が、第七版です

例えば、かつては、スコープを中心とし、計画とコントロールと実行を回す、が、中核でした。しかし、今は、ステークホルダーエンゲージメントをコミュニケーションによって高め、チームの自己組織化をエンパワーすることが、中核になりました。ある意味、全く違うようにも見えます。

これは、プロジェクトの状況が変わったため、なのです。対象が変われば、手法が変わってきます。従来は、線形、連続、定量を前提とした、未来予測型で対応できるプロジェクトの状況でした。しかし、今日は、非線形、不連続、定性を前提とした、状況適応型でなければ対応できないプロジェクトばかりになった、ということなのです。しかも、後者のほうが、効率が良いのです。

社会が変化しているから、顧客が求めているものが変化しているから、その仕事に対するスタンスを変える、これは、あたりまえ、です。しかし、これまでのガイドで学習された方には、この激変はショックかもしれません。

さて、今回は、私の説明を黙って聴く、のではなく、「私も説明するけど、それより皆さんでダイアローグしてね」という形式をとります。これは、変化を導くリーダーシップ開発での数々の発見の結果、です。派生とも言えます。

ここでいうダイアローグは、世の中で言われるダイアローグより、少々厳密です。ある決まった形で、ダイアローグしてもらいます。そして、それを繰り返すことにより、感情の共鳴、気付きなどから、「やってみる」が発生します。このやってみるは、「自分で調べてみる、自分でやってみる」につながります。

実はこの取り組みは、前回の試験対策でも、少々導入しておりました。これまでの、雑談2割、講義8割、これを全て私がおこなってきたものを、ダイアローグ3割、講義7割くらいに修正しました。その結果、コースの雰囲気はかなりかわり、また、学習効果も高くなりました。

そして、羽鳥会も、できてから、10年くらいは経過したのではないか、と、思います。世代も変わってきましたので、そろそろ、少しオープン気味に活動してみようか、と、そんなことで、今回の告知となりました。以下、案内です。


羽鳥会及び、有限会社システムマネジメントアンドコントロール・野村の主催するコースに参加頂いた方限定の、無料イベントです。
それ以外の方からお申し込み頂いても、当日参加することはできません。

このイベントは、二週連続で行います。是非、両日ともご参加下さい。
英語版とありますが、英語を強要したりしませんのでご安心下さい。ただ、手元に、英語版PDFをご準備頂くと、快適かと思います。日本語版は本部会員の特典から消え去ってしまいました。入手の障壁が上がりましたので、敢えて、英語版としています。資料は日本語のものを準備します。

zoomとmiroを使います。zoomは、顔出し必須、マイクON必須です。ダイアローグを行います。

以下、主催者である野村からのメッセージです。


【PMBOK®ガイド第七版英語版でダイアローグ】
ガイド6版までにPMPを取得された皆様、いや、PMPなんてどうでもいいけど、プロジェクトマネジメントに興味のある皆様、PMBOK®ガイド7版を、私と一緒に勉強しませんか?というイベントのお知らせです。

まず、ガイド7版は、「世界観」自体が、これまでとは異なります。これまでが未来予測型、線形、連続、定量的だったのに対し、状況適応型、非線形、不連続、定性的になってきています。

PMBOKガイドの重要なポイントも、計画とコントロールから、チームとステークホルダーの関係性に、がらっと様変わりしています。もう、計画とかコントロールとか、二の次です。AIにでもやらせればよいです。

極論すれば、人間がやるべきところは、どこか?なのですよ。線形な世界なら、機械にやらせたらいい。人間の領域は、創造性、生産性、それを高める関係性、でしょう。

そして、状況適応、非線形、不連続、定性的ということになると、それは、「事業開発」なのです。

さて、毎週金曜の夜、何に、どう取り組むか、説明します。対象は、PMBOK®ガイド第七版英語版です。もちろん日本語版をお持ちの方は、それはそれで構いません。それを、いくつかのパートに分け、説明します。

それを受けて、チームでダイアローグしてもらいます。そのダイアローグの結果から、各自「やってみる」を表出させていきます。

ぶっちゃけ、私が事細かに説明するなんて、大人な皆さんには必要無いのです。そんなことより、「どうするか」なのですよ。それを発見したら、学ぶでしょうし、行動するでしょう。

会社のつまらない会議で、「できない理由」を延々聴かされている皆様。できる、やってみる、おもしろい、を、経験しましょう。

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