
野村です。先日、ある人から、PMP受験に必要な実務経験について質問がありました。そこで、ChatGPTにそのまま質問してみたところ、以下のような回答が得られました。
ChatGPTの回答
PMP受験に必要な実務経験について
PMP(Project Management Professional)試験を受験するためには、一定の実務経験が求められます。本記事では、その要件や計算方法、証明方法について詳しく解説します。
1. PMP受験の実務経験要件
PMP試験の受験資格として、以下のいずれかの実務経験が必要です。
- 学士号(大学卒業)を持っている場合:
- 3年間(36か月)のプロジェクトマネジメント実務経験
- 4,500時間のプロジェクトリーダーシップ経験
- 学士号を持っていない場合(高校卒業など):
- 5年間(60か月)のプロジェクトマネジメント実務経験
- 7,500時間のプロジェクトリーダーシップ経験
この実務経験は、直近8年間の中で得たものでなければなりません。
2. 実務経験の計算方法
PMPの受験資格を満たすためには、プロジェクトマネジメントの業務経験を整理し、適切に計算する必要があります。
- プロジェクトとは?
- 明確な開始と終了がある業務
- 独自の成果物(プロダクト、サービス、結果)を生み出すもの
- 日常業務(ルーチンワーク)は含まれない
- プロジェクトリーダーシップの経験とは?
- チームの管理や意思決定に関わる経験
- プロジェクトのスケジュール管理、予算管理、リスク管理など
- プロジェクトごとの時間を算出するには?
- 1つのプロジェクトに費やした時間を月単位で計算
- 複数のプロジェクトが並行していた場合、同じ月内での重複カウントは不可
- 各プロジェクトの役割・業務内容を明確にする
3. 実務経験の証明方法
PMP試験の申し込み時には、実務経験をPMI(Project Management Institute)に報告する必要があります。
- 提出する情報
- プロジェクト名
- 期間(開始日~終了日)
- プロジェクトの目的・内容
- 担当した役割や業務
- 上司やクライアントの連絡先(監査の可能性あり)
- 監査が入る場合
- PMIはランダムに受験者の経験を監査することがあります。
- 監査対象になった場合、上司やクライアントから署名をもらう必要あり
- 事前にプロジェクトの詳細を整理し、証明できる状態にしておくのがベスト
4. 実務経験が足りない場合の対策
PMP試験の受験資格を満たしていない場合、以下の方法を検討しましょう。
- 現在の業務でプロジェクトを増やす
- 新しいプロジェクトに関わる機会を増やす
- 部署内の業務改善プロジェクトにリーダーとして参加する
- CAPM(Certified Associate in Project Management)を先に取得する
- PMPよりも実務経験要件が少なく、プロジェクト管理の基礎を学べる
- ボランティアや副業でプロジェクト経験を積む
- NPOのプロジェクトに参加する
- 副業やフリーランスでプロジェクト管理の経験を得る
5. まとめ
PMP受験には、プロジェクト管理の実務経験が必須です。受験資格を満たすためには、自身のプロジェクト経験を正確に整理し、適切に申請することが重要です。もし実務経験が足りない場合でも、今から積極的にプロジェクトに関わることで、受験のチャンスを広げることができます。
PMPの取得を目指す方は、自身のキャリアを棚卸しし、必要な経験を満たしているか確認しましょう!
ChatGPTの回答は正しい?
誤解を与える表現がありました。
- 学士号(大学卒業)を持っている場合:
- 3年間(36か月)のプロジェクトマネジメント実務経験
- 4,500時間のプロジェクトリーダーシップ経験
- 学士号を持っていない場合(高校卒業など):
- 5年間(60か月)のプロジェクトマネジメント実務経験
- 7,500時間のプロジェクトリーダーシップ経験
リーダーシップ経験、この部分は誤解を与えますね。というのは、PMIのサイトから引用してみます。
- Minimum 60 months/5 years experience leading and managing projects within the past eight years
- 36 months/3 years experience leading and managing projects within the past eight years
ということで、非常に重要なポイントが改変されていることがわかります。やはり、「常に本家本元にあたる」ことは大切です。ChatGPTは便利ではあるけれど、間違い探しに時間がかかってしまいます。
実務経験が足りない場合は?
実務経験が足りない場合について、ChatGPTに加筆させてみました。
4. 実務経験が足りない場合の対策
PMP試験の受験資格を満たしていない場合、以下の方法を検討しましょう。
- 現在の業務でプロジェクトを増やす
- 新しいプロジェクトに関わる機会を増やす
- 部署内の業務改善プロジェクトにリーダーとして参加する
- CAPM(Certified Associate in Project Management)を先に取得する
- PMPよりも実務経験要件が少なく、プロジェクトマネジメントの基礎を学べる
- ボランティアや副業でプロジェクト経験を積む
- NPOのプロジェクトに参加する
- 副業やフリーランスでプロジェクトマネジメントの経験を得る
- 個人でプロジェクトを立ち上げる
- ウェブサイトやブログの運営:計画、開発、運用、収益化を含めたプロジェクトとして実施する。
- オンラインコースやワークショップの企画:特定の分野での学習プログラムを作成し、実際に受講者を募る。
- アプリ開発やサービス提供:独自のアプリやソフトウェアを開発し、リリースまでのプロジェクトマネジメントを経験する。
- イベントやコミュニティ活動の企画運営:セミナー、勉強会、地域活動の計画・実施・評価までの一連の流れを管理する。
- クラウドファンディングを利用したプロジェクト:新しい商品開発や出版プロジェクトなどを立ち上げ、資金調達から実行までを経験する。
5. まとめ
PMP受験には、プロジェクトマネジメントの実務経験が必須です。受験資格を満たすためには、自身のプロジェクト経験を正確に整理し、適切に申請することが重要です。もし実務経験が足りない場合でも、今から積極的にプロジェクトに関わることで、受験のチャンスを広げることができます。
PMPの取得を目指す方は、自身のキャリアを棚卸しし、必要な経験を満たしているか確認しましょう!
なるほど!なかなかいい感じです。この個人でプロジェクトを立ち上げる、は、実はアリなのです。過去の個人プロジェクトを申請に使う事が出来ます。これまでに実際に書いた例を挙げてみます。
- 会社の設立(私)
- 会社設立時のサービス開発(私)
- 大学院の修士論文の作成2年間(受講生)
特に、修士論文作成のケースは、監査にかかり、OKが出ています。ということで、学生時代の経験でもOK!ということになります。学士の場合でも最後の1年間の卒論制作も加算できると思います。振り返りを行い、自分の経験をしっかり棚卸ししてみましょう。若い人でも、案外受験資格があるかもしれません。
では、最後に、ChatGPTの最終回答です。
PMP受験に必要な実務経験について
PMP(Project Management Professional)試験を受験するためには、一定のプロジェクトマネジメントの実務経験が求められます。本記事では、その要件や計算方法、証明方法について詳しく解説します。
1. PMP受験の実務経験要件
PMP試験の受験資格として、以下のいずれかの実務経験が必要です。
- 学士号(大学卒業)を持っている場合:
- 過去8年間に36か月(3年間)以上のプロジェクトのリードおよびマネジメント経験
- プロジェクトマネジメントの業務に従事した時間の合計が4,500時間以上
- 学士号を持っていない場合(高校卒業など):
- 過去8年間に60か月(5年間)以上のプロジェクトのリードおよびマネジメント経験
- プロジェクトマネジメントの業務に従事した時間の合計が7,500時間以上
この実務経験は、直近8年間の中で得たものでなければなりません。
2. 実務経験の計算方法
PMPの受験資格を満たすためには、プロジェクトマネジメントの業務経験を整理し、適切に計算する必要があります。
- プロジェクトとは?
- 明確な開始と終了がある業務
- 独自の成果物(プロダクト、サービス、結果)を生み出すもの
- 日常業務(ルーチンワーク)は含まれない
- プロジェクトのリードおよびマネジメント経験とは?
- チームの管理や意思決定に関わる経験
- プロジェクトのスケジュール管理、予算管理、リスク管理など
- プロジェクトごとの時間を算出するには?
- 1つのプロジェクトに費やした時間を月単位で計算
- 複数のプロジェクトが並行していた場合、同じ月内での重複カウントは不可
- 各プロジェクトの役割・業務内容を明確にする
3. 実務経験の証明方法
PMP試験の申し込み時には、実務経験をPMI(Project Management Institute)に報告する必要があります。
- 提出する情報
- プロジェクト名
- 期間(開始日~終了日)
- プロジェクトの目的・内容
- 担当した役割や業務
- 上司やクライアントの連絡先(監査の可能性あり)
- 監査が入る場合
- PMIはランダムに受験者の経験を監査することがあります。
- 監査対象になった場合、上司やクライアントから署名をもらう必要あり
- 事前にプロジェクトの詳細を整理し、証明できる状態にしておくのがベスト
4. 実務経験が足りない場合の対策
PMP試験の受験資格を満たしていない場合、以下の方法を検討しましょう。
- 現在の業務でプロジェクトを増やす
- 新しいプロジェクトに関わる機会を増やす
- 部署内の業務改善プロジェクトにリーダーとして参加する
- CAPM(Certified Associate in Project Management)を先に取得する
- PMPよりも実務経験要件が少なく、プロジェクトマネジメントの基礎を学べる
- ボランティアや副業でプロジェクト経験を積む
- NPOのプロジェクトに参加する
- 副業やフリーランスでプロジェクトマネジメントの経験を得る
- 個人でプロジェクトを立ち上げる
- ウェブサイトやブログの運営:計画、開発、運用、収益化を含めたプロジェクトとして実施する。
- オンラインコースやワークショップの企画:特定の分野での学習プログラムを作成し、実際に受講者を募る。
- アプリ開発やサービス提供:独自のアプリやソフトウェアを開発し、リリースまでのプロジェクトマネジメントを経験する。
- イベントやコミュニティ活動の企画運営:セミナー、勉強会、地域活動の計画・実施・評価までの一連の流れを管理する。
- クラウドファンディングを利用したプロジェクト:新しい商品開発や出版プロジェクトなどを立ち上げ、資金調達から実行までを経験する。
5. まとめ
PMP受験には、プロジェクトマネジメントの実務経験が必須です。受験資格を満たすためには、自身のプロジェクト経験を正確に整理し、適切に申請することが重要です。もし実務経験が足りない場合でも、今から積極的にプロジェクトに関わることで、受験のチャンスを広げることができます。
PMPの取得を目指す方は、自身のキャリアを棚卸しし、必要な経験を満たしているか確認しましょう!
投稿者プロフィール

- 有限会社システムマネジメントアンドコントロール 取締役社長
- Nick/野村隆昌。1970年生まれ。秋田大学鉱山学部土木工学科卒。有限会社システムマネジメントアンドコントロール取締役社長。PMP、PMI-ACP。東大和市と飯能市に拠点。
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