

短期集中トレーニング
組織内にDX(事業開発)チームを作るためのブートキャンプです。プロダクトマネジャーを4−8週間かけて育成していきます。

長期分散トレーニング
ブートキャンプを終え実務に携わるプロダクトマネジャーとチームをempowerします。1年に及ぶ修行の場を提供します。
「トレーニング」の考え方について
有限会社システムマネジメントアンドコントロールでは、創業以来、事業開発、プロダクトマネジメント、プロジェクトマネジメントに関連した様々なトレーニングを行ってきました。状況適応型人材が求められる現状に対し、特に、個々人の自己認識、感情の取り扱い、チームや組織の心理安全(心理的安全性)への取り組みなど、人間系を中心としたコンテンツとワークを提供しています。
組織でDXチームを作りたい、あるいは、作ったけど成果を出す速度が上がらないなどの課題を解決するトレーニングを提供しています。
なお、弊社のもう一つの事業である、「支援」については、こちらをご覧下さい。また、PMP®、CAPM®、PMI-ACP®など「試験対策」については、こちらをご覧下さい。
ダイアローグしよう
以前、私(野村/Nick)のトレーニングは「雑談の時間が有意義だった」と言われていました。当時はセミナールームに集まった人達で雑談することにある程度時間を割いていました。2021年以降、雑談ではなく、「ダイアローグ(対話)」を行っています。一日の時間の大半を、ダイアローグに費やすこともあります。目的は、気付きを得ることにあります。「マネジメントには唯一最善解は無い(ミンツバーグ)」ので、答えや正解など無いのです。考える力を養うには、気付きを得ることが必要です。
単なるワークではなく、気付きを得るための、ダイアローグを行える環境を作っています。昔の学校のような、誰かが一方的に教えるのは、学びが少なく効率が悪いと思います。ダイアローグにより、自ら発話し、相互に気付きを得るほうが、深い学びが得られます。
ダイアローグができる環境とは
相互に立場や所属を捨て、名前も捨て、「さん」をつけることもやめ、年齢や性別も関係ない、「できる限りフラット」な環境を作ります。極端に言えば、私自身、場の責任者であって、先生ではないのです(先生とやっと最近呼ばれなくなりました。Nickと呼び捨てにしてもらっています)。コース中、トレーニング担当を持ち回りで毎回変えていってもかまわないのです。組織でのトレーニングの場合、さらに、透明性を高め、オープンにしていきます。心理安全の取り組みから入ります。役職や、さん付け、秘密主義では、心理安全への取り組みは不十分であり、ダイアローグはできません。心理安全の取り組みの先に、ダイアローグがあります。
関係を育てる人を育てる
本で読んだことを、そのまま実行すれば、良い結果が得られるでしょうか?技術の領域ではあり得ますが、事業開発・プロダクトマネジメントの世界ではそういうわけには行きません。リサーチ、面談(インタビュー)を繰り返し、探索しなければならないのです。それはつまり、人と人の関係を作る、ということです。遠いステークホルダーだけでなく、チーム内についても同様です。昭和の熱いリーダーが大きい声を出して上手く程度の、簡単な仕事はもうありません。社会はとても複雑で、困難な課題ばかりが残っているのです。そうした世界でいかにマネジメントするか?その答えが、「関係を育てる」ということです。「関係を育てる人」を育てることが急がれています。
大きく2つの提供方法
短期集中トレーニング
いわゆるブートキャンプ型のトレーニングです。プロダクトマネジャー育成の場合ですと、4週間〜8週間程度の規模となります。DXチームのプロダクトマネジャーを育成する場合に最適な方法です。並行で、プロダクトデザイナーと技術トレーニングも行うと良いでしょう。弊社ではプロダクトデザイナーと技術のトレーニングは提供していませんが、そういった人達と協調してトレーニングの提供を行うことができます。
長期分散トレーニング
毎週、決まった曜日の決まった時間に、2時間〜4時間程度のワークを続けていきます。年に2回くらいは、集合合宿を行います。プロダクトマネジャーに必要な人間的素養のうち、「やってみる時間が必要なもの」は、短期集中では十分な時間が取れません。一週間やってみて、自分が感じたこと、考えたこと、気付いたことをダイアローグすることを繰り返し、気付きを増大させていきます。また、持論(自論)を持ち、それを伝え、そこからダイアローグするなど、持ち回りでトレーナーになることで、連続的な学習ができるよう、誘導していきます。