飯能

野村です。すっかり、長い間、何も書かない日々が続いておりました。この間に、二度COVID-19に感染し、半年〜年単位のコースを3件、、2週間連続コースを3件くらい、実施しました。

いろいろな仕事が丁度一段落なので、振り返って文書化しようと思います。

あまりにも久しぶりなので、何から書いていけば良いのかわかりませんが、まずは近況から報告します。2024年から、本拠地を埼玉県飯能市に移動しました。人生20回目の引越、となりました。53年間生きてきて、20回。日本人の平均引越回数3回くらいだそうですので、割と多い方と言えるでしょう。でも、まだまだですね。葛飾北斎は93回、です。

その飯能市ですが、これまで全く知りませんでしたが、歴史と文化を感じられる街、です。巨大資本があまり入っておらず、地元の個人商店が、生きています。COVID-19前はもっと賑わっていたことでしょう。興味深い街、です。

私は、遍路していたり、出張したりと、一年の多くの時間を家以外の場所で過ごします。そして、家自体も、場所を変えています。明らかに、引っ越すことが、好きです。では引越のメリットとは何でしょうか。

引越をすることで、「適応する力」を養うことができます。たとえば。新しい社会と接することで、「これまでの私の常識は正しくなかった」と、認識することができます。私の感じていた社会だけが、社会だけではないんだな、と、体感的に理解します。これは、典型的なリフレーミングです。リフレーミングは、事業開発、状況適応型プロジェクトマネジメントには必須の能力です。無論引っ越しだけがリフレーミングの体験ではありませんが、一つの例と言えるでしょうね。リフレーミング、極めて大切です。リフレーミングは適応するために必要不可欠、です。

引越をすることで、自分を振り返ることができます。簡単に言えば、「今まで捨てなかったものを捨てるチャンス到来」です。引越の荷物を減らすことで、「あー、余計なものを持っていたな」と知る事ができます。そしてそれを、一つ一つ、丁寧に、淡々と、捨てる。大切なことは放り投げるのではなく、認識しながら捨てる、ということです。これは、「手放す」ということですね。執着を手放す行為となります。これは、心を鍛える修行のようなものです。心を鍛えていくことは、誰にとっても必要なこと、ですね。

ところで、私の場合は、モノだらけな生活をしています。しかし、割と気軽に手放すことができるようになっています。持っているということと、手放せない、ということは、違う、ということを今回の引越では学びました。こうしたプロセスは、内省、となります。リフレクションですね。内省も、事業開発、状況適用型プロジェクトマネジメントには、必須の能力です。内省=リフレクションを、ひたすら繰り返していくのです。

さて、そんな引越でしたが、既に述べたように、とても興味深い街、と、感じています。特急だと池袋まで40分。でも、大手資本は入っていない。そして実は歴史のある街。そして、何より驚いているのは、「観光客が多い」というところ。どうやら、観光地の中で生活しているらしいのです。もちろん、もの凄い観光地、ということではないのです。しかし、土日になると、川沿いのBBQ施設は満杯、観光釣り場も満員、街中登山客だらけ、です。

ということで、まずは、飯能の話から、でした。仕事の変化については、追々、書いていきます。

フォローお願いします!