

「問いを投げかけ、ダイアローグを引き出す。必要に応じて介入も行います。 それが、私のトレーニングにおける仕事です。」
「チームを動かす前に、まず関係をつくる」 プロダクトマネジャーにとって、これは最も重要なスキルの一つだと私は考えています。
チームが本音で話せず、誰が何を思っているのかもわからない。 会議では決めごとだけが進んで、誰も納得していない。
私が提供するトレーニングは、知識の伝達ではありません。 プロダクトマネジャーとそのチームが「ダイアローグできる状態」になることを目指した場づくりです。
ダイアローグから生まれるのは、Awareness(気づき)と、望ましい関係の維持です。 この二つがなければ、チームは自律的に動けません。

「“考え方を育てる場”をどう設計するか。 それは、実は技術よりも繊細な“観察と余白”の仕事なんです。 私が行っているのは、実は“ひたすら観察すること”かもしれません。」
💡 私が設計する“トレーニング”とは
- 実務的な問いを素材にした、対話型のセッション設計
- チーム内の関係性をあぶり出す、観察とフィードバック
- 発言が偏る・空気が固まる場に「揺らぎ」をつくるファシリテーション
- 「何をどう学ぶか」ではなく、「なぜそれが必要か」を共有する構造化
- マネジャー自身が“チームの関係を育てる力”を身につけるプロセス設計
これらを状況に応じて組み合わせながら、現場で起きていることを、現場の中で扱う学びの場を設計・実施します。
そのために必要なのは、できる限りフラットで安全な対話環境です。 立場や役職にとらわれず、誰もが「感じていること」「考えていること」「気付いたこと」を持ち寄れる空気をつくること。 それが、チームが育っていくための土台になります。
🧭 こんなチームに向いています
- 話し合っているのに、何も決まらない/進まない
- ミーティングでほとんど発言しないメンバーがいる
- ミーティングの場が、指示と報告の場になってしまっている
- チームの誰がどこに向かっているのか、見えてこない
- 声が大きい人だけが話し、他のメンバーが沈黙している
- マネジャー自身が「本音が引き出せない」と感じている
- 枠組みや手法を取り入れても、現場の思考や関係性が追いつかず、形ばかりが残ってしまっている
📦 トレーニングの提供スタイル
私が提供するトレーニングには、大きく分けて2つの形式があります。
🔹 短期集中トレーニング(ブートキャンプ型)
組織内にDX(事業開発)チームを立ち上げる際に、短期間でプロダクトマネジャーを育成するためのトレーニングです。期間は4週間〜8週間程度を想定しています。
いわゆる“ブートキャンプ”型で、集中して一気に立ち上げたい場面に適しています。 必要に応じて、プロダクトデザイナーやエンジニアのトレーニングと並行して行うことも可能です。 (弊社ではデザイン・技術領域の直接指導は行っていませんが、外部パートナーと連携して支援可能です)
🔹 長期分散トレーニング(継続型)
実務に携わるプロダクトマネジャーやチームに向けた、継続的な学習と内省の場です。
週1回、決まった曜日・時間に2〜4時間のワークを継続的に実施し、1年に数回の集合合宿を含めて構成することもあります。
プロダクトマネジャーに必要な「人間的素養」は、短期間では身につかないことが多いため、実践と対話の往復を通じて育てていきます。
「やってみて気づき、それを言語化し、ダイアローグする」ことの繰り返しを通じて、気づきの深まりとチーム内の関係性の変化が起きていきます。
トレーニングの中では、参加者自身が持ち回りで“トレーナー役”を担うこともあります。 そうした構造をつくることで、場全体に継続的な学びの循環が生まれるよう設計しています。
📣 ご相談ください
現在は、大手企業を中心に、3ヶ月〜数年にわたる中長期的な支援の一環として、こうしたトレーニングを設計・提供しています。
内容・形式・頻度はご相談のうえ、状況に合わせてカスタマイズしています。