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PMPは若い人が取得すべき?【PMP試験対策&事業開発メールマガジン515号】

さんこんにちは。
有限会社システムマネジメントアンドコントロール、野村です。実質的な、復刊一号となります。予想以上の数の方に、移行及び新規申込を頂きました。ありがとうございました。

PMP(Project Management Professional)ってそもそも?

復刊したところなので、もの凄く基礎から書いていきましょう。PMPとは、そもそもというところから話を始めてみましょう。

PMP試験は、民間企業PMIが認定する、資格制度です。35時間の受講、実務経験、そして、試験の合格という3条件で認定されます。そして合格した日から、3年ごとの資格更新が必要となります。

100万人あたりのPMP数ランキング

全世界では100万人が資格取得者として活動しています。いつのデータか定かではないのですが、こちらのサイトで、まとめがありましたので紹介します。

人口100万人あたりのPMP数は、303人で、日本は16位でした。表を作ってみました。
PMP per 1m
このデータをグラフ化してみました。1位はシンガポール。そして、中東勢が、上位に来ています。中華人民共和国は人口が多いため、100万人あたりでは、20位です。
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そして、PMP数だけであれば、日本は3万8千人で、6位という状況です。なんというか、トップのシンガポールとくらべると、ほんの僅かなPMP率?だということになります。

PMPホルダー数ランキング

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このあたりの数値からわかることは、数の面では、もう、アメリカや中華人民共和国、またインドとは、勝負にならない、ということです。それにしても、こちらは、日米で10倍近く、日中で9倍近い差になってしまっています。グラフにする気が失せてしまいます。

十数年前、ある人が、PMPホルダー数で、中華人民共和国に抜かれる、とか言って騒いでいましたが、その差は、あっというまに9倍に迫っています。10倍差になるのも時間の問題でしょう。

それにしても、各国が成長している中、日本は30年ほど、無成長です。給与はアメリカの半分になってしまいました。最後は給与の話です。

若い人がPMPを取得すべき

世界全体を観てみると、PMPを取得すると、給与が増えます。日本の給与はOECD最下層グループ、世界30位という低賃金だということはともかく、統計上は、PMPを取得すると、給与が増えるようです。是非、PMIのサイトを確認してみましょう。リンク先のページでは、「調査対象となったすべての国の中で、PMP資格を持つプロジェクト専門家の給与中央値は、PMP資格を持たない人よりも25%高くなっています。」と、されています。日本でも、PMPを取得すると25%、給与が高くなる可能性があります(そんなにすぐには上がらないとは思いますが、転職すれば増えるかもですね)。

ということは・・・・若いときに取るほうが、有利だ、ということになります。30歳くらいで取得すると、結構長い間、25%増加が、効いてきます。逆に50歳になってからとっても、いくら人生100年時代だとかいっても、それほど、大きな影響は無いかもしれませんが、しかし、後任を育てる上でも、PMPの知識は役立つと思います。

PMPは、若いときに取得。是非、若い方に頑張って頂きたいです。

編集後記

かれこれ20年、事業開発(新製品開発、新サービス開発、新規顧客開発)支援を行ってきました。特にこの10年は、力を入れてきました。これまで色々な方法を試してきました。昨年は、結構大変な目に遭いました。そして、ついに、事業開発支援を、1つのパッケージとして販売できる状態になりました。1年〜2年の支援パッケージです。事業開発を通じて、人を育てます。このあたりも、今後書いていきましょう。ではまた次号!
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