無料練習問題の公開開始【PMP試験対策＆事業開発メールマガジン518号】

無料練習問題の公開開始【PMP試験対策＆事業開発メールマガジン518号】

さんこんにちは。

　野村です。3週間くらい、空けてしまいました。この間、色々と激動がありました。

無料練習問題の公開開始

　メルマガと連動で、無料の練習問題の提供を開始します！これは10年以上前に取り組んでいたことなのですが、あらためて、練習問題を公開していこうと思います。これからPMPを目指す方は、是非、活用してみてください。できるだけ毎週、問題を増やしていきたいと考えています。

　おそらく、「基礎的な問題」「知識問題」からスタートします。現在のPMP試験は、ややこしい知識問題はほぼ出題されないのですが、それでも、用語の理解は必要です。問題文や選択肢に、当然知っているものとして用語が出てきます。理解していなければ、正解は遠くなってしまいます。日々の基礎トレーニングがあるから、本番で勝負ができる、そんなイメージです。

　出題形式は四択が多いですが、キーワード穴埋め問題なども作っていきます。実際のPMP試験も、四択以外の出題形式があります。色々な問題が作れたらなぁ、と、試行錯誤を行っています。

　無料練習問題へのアクセスについては、メール後半にリンクがあります！

知識問題とはどんな問題か？

　折角なので、知識問題の例を示します。例えばこんな問題です。

問題：顧客満足度調査について、正しい記述はいずれか。
a. 顧客フィードバックを含む顧客満足度調査は、ステークホルダーとの関係を良好にする。
b. 品質改善の為に実施する。
c. 顧客満足度調査のためのインタビューは、母体組織として行うべきであり、プロジェクト活動として実施しない。
d. プロジェクトの初期に実施する。

この問題は、単純に、知っていれば、自信を持って正解を選べるでしょう。消去法だと、dは落とせると思いますが、bも落とせるか、というと、怪しいところかもしれません。正解については、やがて、無料練習問題に入れたいと思います。

現在のPMP試験の出題形式はシチュエーショナル問題

　実際の試験に出そうな問題も例示してみましょう。

問題：
　ある企業ABC社は、30年以上続く製造業の会社です。ABC社ではソーラーパネルを設置してコストを削減したいと考えています。地元の自治体では、特定のエネルギー効率の高いプロジェクトに対して、補助金を提供しています。
　プロジェクト開始後、プロジェクトマネージャーは、ソーラーパネルがエネルギー効率補助金の対象にならない可能性があることを知りました。
　プロジェクトマネージャーは、この問題にどのように対処すべきでしょうか？（How should the project manger address this issue?）
A. プロジェクトのリスクレベルを上げ、リスク登録簿に記載する。
B. 変更要求を提出し、チームで検討する。
C. 課題ログが更新されていることを確認する。
D. 不測の事態に備えてコンティンジェンシー予備を使う。

　どうでしょう？知識問題とは雰囲気がかなり違います。まず、選択肢は、プロジェクトマネジメント用語ばかりです。そして問われていることは、「プロジェクトマネジャーとして」の「対処」です。

　用語を正確に理解した上で、正しい判断ができなければならないのです。実際に、問題解決を行っていくのです。

　こうしたシチュエーショナル問題を解くことももちろん必要ですが、基礎的な日常のトレーニングも、必要だ、ということがご理解頂けるのではないでしょうか。

無料練習問題を公開するもう一つの理由

　弊社のトレーニングは、zoom、GoogleClassroom、miroなどのツールを使っています。しかし、このメールの送信もそうですが、Wordpressのプラグインが、なかなか便利になってきています。色々統合できそうな予感です。そこで、あるプラグインをテスト的に使ってみたいのです。つまり、事業開発におけるプロトタイピングの実施です。

　テストといっても、実際に役立つものでなければ、参加していただく皆様に失礼なので、それなりに役立つ、無料練習問題から、提供していきます。

　とはいえ、ここまで来るのにも、大分時間がかかっています。今後も色々調整していくと思います。正直、使ってみると良い面と悪い面があることが解ってきました。ばっさり違うシステムに乗り換えることもあるかもしれません。使い勝手などの面でコメントを頂けると助かります。

無料練習問題へのアクセス

　現在、トップページからのリンクがまだありません。こちらから、参加してみてください。講座一覧からの申込、アカウントの追加なども記載しています。作った自分が言うのもおかしいのですが、ちょっとわかりにくいページとなっていますが、宜しくお願いいたします。

編集後記

　6日間、6週間にわたるリーダーシップのコースを提供しています。提供サイドにいるのに、最初からワクワクしています。次回は3回目です。このあたりも紹介していきたいと思います。

　本メールに対する、雑談、感想、質問など、幅広くお待ちしています。本メールに返信するか、こちらから、メッセージをお送りください。宜しくお願い致します。

　それでは次号で会いましょう！

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発行：有限会社システムマネジメントアンドコントロール　野村隆昌