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PMP合格のための学習時間【PMP試験対策&事業開発メールマガジン517号】

さんこんにちは。

 野村です。今回は、PMP合格のために、どのくらいの期間、合計何時間くらい勉強することになるのか、説明したいと思います。「PMP 学習時間」というキーワードで検索して、弊社にたどり着く人、結構多いのです。
 まずは、効率良く、というところからスタートします。

効率良く学習する

 最も大切なことは、効率の良い学習をする、ということです。短い期間で最大の学習ができるようにします。具体的には、awareness(気付き、認識)を増やすこと、です。気付きは強い記憶となります。気付きを最大化するために、どんな方法があるでしょうか?

 まずは、予習、です。講義を受ける前に、予習をすることは非常に大切です。ある程度講師が喋る内容を知っていれば、「あれ、自分の理解と違うぞ」ということに気付き、そこから、対話や質問を開始することができます。何も知らなければ、「へー」で終わりになってしまいます。もし、これから講義を受講するのであれば、予習を進めておきましょう。

 次は、受講中にについて、です。講義で最も大切なことは、対話(ダイアローグ)と質問、です。対話することは、それは直接、気付きにつながります。弊社のトレーニングは、雑談、感想なども大切にしています。私と喋る、これ自体が学習になると思います。一人で学習することも可能ですが、自己との対話しかできないので、相対的に効率は悪いでしょう。

 その他にも時間の区切り方や反復法など、効率良く学習するポイントが沢山あります。自分の良いやり方や、アイデアなど、是非、野村にも教えて下さい。弊社のコースは、受講者の様々なアイデアが活かされています。悩みや不安を抱えている方、気軽に連絡下さい。ヒントくらいは提供できると思います。

35時間の学習が終わったら

 いよいよ、自習です。この自習の方法は、かなり個人差があります。いくつかのパターンを見てみましょう。

1)ひたすら練習問題を解く

 とにかく、問題を解く!、そして、不明点を調べる、という方法です。そのやり方が楽なようです。自分はこれがあまり好きではないのですが、まぁまぁ有効な方法だと思います。結構多くの人がこの方法な気がします。英語も含めて3000問くらい解いた人も何人か、います。インターネットで探しまくると、結構、無料な問題が落ちています(もちろん英語です)。
 しかし、現在の試験は、「あなたは次に何をするのか?」を問う出題なのですが、世の中にはその形式の問題は、あまりありません。その為、いざ試験となると、「うわー全然違う」と衝撃を覚えるかもしれません。
 かなりの問題を解くので、3ヶ月以上、50−100時間くらい勉強することもあると思います。

2)ざっくり勉強し、とりあえず受験してみる

 危険な香りがしますが、ざっくりした勉強を行い、とりあえず受験してしまいます。多くはありませんが、この方法で、いきなり合格する人が、それなりに居ます。というのは、現在のPMP試験は、「ざっくりでもちゃんと判断できれば良い」ので、実務経験が豊富な人は、最低限の用語だけ確認して、そのまま勢いで合格できてしまうのです。ただ、この方法は、本当に実力があり、PMP試験の範囲を「誤解無く」学習している人にのみ、有効です。そして、自分がそういう人かどうかを確認する方法が、実際に受験してみる以外に、無い、ということが問題です。また、落ちてしまって、呆然としてしまう人も、居ます。
 いずれにせよ、このパターンの人は、私の練習問題180問を解いたくらいで、学習期間1ヶ月くらい、20時間くらいしか勉強せずに合格してしまいます。

3)対話型勉強会をケイデンスにする

 感染症パンデミックによる行動変容のおかげで生み出されたのが、弊社の勉強会です。なんやかんや、2年近く開催しているのではないでしょうか(記憶が定かでは無いですが、早稲田のセミナールームを引き払う前からだったと思うので、大体2年?)。
 ほぼ毎週月曜の夜19時から20時30分まで、たった90分の勉強会です。問題をリアルタイムで解くことや、解説など、リクエストに応じた内容となっています。この勉強会は、90分に、せいぜい10問も問題を解きませんが、考え方を、お互いに喋ります。対話が大きな刺激になります。この勉強会の時間だけでは合格は難しいですが、2ヶ月間、トータル50時間くらいでも、合格できると思います。

ここまで、眺めてみると、とりあえず受験してみるケースを除けば、2,3ヶ月、50−100時間というところだと思います。

編集後記

「PMP試験対策2022」の1回目が終わりました。コンテンツを改訂し、第七版と第六版に準拠させました。また、講義よりも対話を重視するようにしました。それにしても、35時間のPPTの枚数が、6分冊、1000枚とかになっている気がします。本編と資料を明確に分ける作業が必要です。いや、1000枚とか、説明できるわけがないです、はい。
 本メールに対する、質問、感想、雑談など、幅広くお待ちしています。本メールに返信するか、こちらから、メッセージをお送りください。宜しくお願い致します。
 それでは次号で会いましょう!
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