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PMP試験対策:PMP試験は易しくなった?(1)【PMP試験対策&事業開発メールマガジン522号】
野村です。そろそろこのメールマガジンも、PMP試験に直結する話も増やして行こうと思います。
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- PMP試験は易しくなった?
- 【残席僅か】受講生限定GUIDE7でダイアローグDay3
●PMP試験は易しくなった?(1)
新試験になり、大分時間が経過しました。この間も、PMP試験は少しずつ変化しています。
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そもそもPMP試験は、数年ごとに大きく変化しています。私が受験した2003年頃は、そもそも合格ラインが明示されていて、しかも、結構高めのところに設定されていました。試験問題も癖があり、そのため、その癖を学んでおけば、合格できるという感じでした。まぁ、知識問題ばかりでした。そんな古い話は置いておくとして・・・
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2020年までのPMP試験を振り返ってみましょう。2020年頃のPMP試験は、ガイドを理解しておいて、問題になれておけば、合格できるというものでした。基本的には、知識と、実践から出題されていました。出題形式は2021年以降の試験と似ていましたが、まだ、知識中心で解くような問題でした。
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2021年1月からの試験は、様子ががらっと変わりました。出題形式は、ほとんど、シチュエーショナル問題となりました。「XXXとして、あなたは次に何をしますか?」と問われるような問題ですね。そして、知識を問う問題は激減し、実践と行動が問われるようになりました。
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知っているかどうか、ではなく、自分で状況を解釈し、その状況に対して何を行うべきか決定し、実際にそれを行う、ということまで問われるようになりました。ここでポイントは、ある程度、知識も必要だ、ということです。知識がないと、問題を読み解くことができないのです。
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例えば、かつてのガイドの、契約方法や、計算式、などは、かなり不要となりました。例えば、品質マネジメントのコントロールチャート(管理図)の、UCL,LCLは・・・というようなところも不要です。但し、コントロールチャートがどういうものかは、ざっくり知っておいたほうが良いです。例えば問題文で、チームはコントロールチャートを用いて分析をしている、というひと言から、ああ、あれか、ということがわかれば、正解に近づくことができるかもしれないからです。
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基本的には全ての用語については網羅的に理解している必要があるのですが、求められる粒度が変わったという感じです。
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また、出題の半分が、状況適応型(アジャイル)になりました。しかし、実際には、もっと多くが状況適応型ではないか、という印象を持つ人が多いようです。状況適応型のつもりで解けば解ける問題が多いと思います。
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では、PMP試験は易しくなったのか・・・これは答えるのが難しい質問ですが、少し解説します。
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まず、自分で状況を解釈し、その状況に対して何を行うべきか決定し、実際にそれを行う、ということまで問われるようになったということは、以前よりも、実力が試されるようになったと言えると思います。そのため、「PMIが求めている実力」がある人には、かなり優しくなったと言えます。
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違う着眼点では、未来予測型の、「ちゃんとした」目標、計画が大好きな人には、非常に難しくなったと言えるかもしれません。もはや、スコープ記述書や、WBSという言葉など、試験には殆ど登場しないのです。
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では、状況適応型の実務経験が豊富な人しか受からないのか・・・というと、そんなことは無いと思います。経験は必ずしも役に立つとは言えません。そもそもPMP試験は、「自分の経験を持ち出さない」のは、正解に至るコツです(自分の経験と試験問題では、前提が異なるため、自分の過去の辛かった経験(人は、何かを思い出すときに、大抵辛かったこと失敗したことを先に思い出してしまう)に基づいて選択すると間違うことになります)。ということは、あまり厄介な経験をしていない若い人にとって、PMP試験は易しくなったと言えるかもしれません。大規模な未来予測型でガチガチな経験をしている人は、それをかなり捨てなければならないと思います。
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と、長くなってしまったので、続きは次の号としましょう。
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●【残席僅か】受講生限定GUIDE7でダイアローグDay3
このイベント、おもしろいので、続行したいと思います。これまで、野村の講義に参加された方限定です。無料でPDUが稼げるかもしれないコースです。夜、ガイドでダイアローグします。Day3は、8月19日です。今回は、ガイド7版の中核である、パフォーマンスドメインを俯瞰してみます。
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さて、ダイアローグとは何か、ということですが、皆さんのアイデンティティからの言葉で、丁寧に対話する、ということです。「率直に感じたこと、考えたことを述べる」「相手に関心を持つ」「相手との差異を楽しむ」ことを実行します。これにより、「自ら学ぶ」ことを引き起こします。私と、ではなく、まず、受講される方同士での対話となります。
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この数ヶ月、このダイアローグをあらゆる場面で実行してきました。このメルマガ的には、かつて私が「誰かと対話する人は一発合格」と言っていたことと、つながります。当時は直感的にそのように感じていましたが、いまは、確信しています。
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●編集後記
急遽、PMP試験対策2022を、大幅に改訂することにしました!eLearningも取り入れた、「やってみる」を引き起こす、コースにします。夏は間に合わないので、秋以降からのコースが適応となります。宜しくお願いします。
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